子会社は叫ぶ―この国でいま、起きていること
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定価 : ¥ 1,890
販売元 : 筑摩書房
発売日 : 2002-06 |
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会社経営とは何なのか?考えさせられます。 |
企業不祥事の殆どは、子会社で起きています。何故、子会社で起きるのでしょうか?巨大企業もリストラ策に子会社への出向・転籍という手段を用います。子会社とはどういう場所なのか?子会社という場所で働く人たちを通して日本企業の表に出ない無残な姿が描かれています。会社勤めをしている人なら、誰もが知っていることでしょうが改めて見直してみるととんでもない事態になっていることが感じられると思います。グローバリゼーションの名の下に行われている構造改革とは一体何なのか?「子会社」が教えてくれます。コストダウンを”良いこと”として知らず知らずに手を染めている人も沢山いるはずです。日本の行く末さえも暗示する作品と思います。是非、多くの方に読んでいただいて、日本という国での企業のあり方について議論を深めてゆくきっかけにして欲しいと思いました。これから会社に入る学生の方には是非前もって読んでいてほしいと思います。とても有意義な作品です。
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子会社の叫びを聞け |
読みながら反省と涙で溢れました。私は大学で経営学を学んでいるからか、
どうしても経営者中心の志向になりがちで、子会社のことなど全く頭に
ありませんでした。潰れる会社は力がなかっただけだ、とも。
本書を読むと子会社とはいかに親会社に利用され捨てられるだけなのか、
例え闘っても子会社ゆえに社会にも認められない非力さ。
現在日本政府が進めている規制緩和、構造改革、また不況による企業再編成
は全て子会社に皺寄せがやってくるような作りになっている。
最後は全てに失望して死を選ぶしかない・・・。
本書には現在の日本社会が抱える、けれどほとんどの人が気付いていない
であろう闇が描かれています。全ての人に見て欲しい、力作です。